融資がおりやすいタイミング3選!①起業前後、②好決算直後、③2月~3月・8月~9月

実は融資にはおりやすいタイミングがあるというのをご存じでしょうか?

本記事では、私の過去の融資サポートの経験をもとに融資がおりやすいタイミング3選をご紹介します。

目次

融資がおりやすいタイミング3選

【その①】起業・開業前後

融資を受けるには当然銀行の審査を受ける必要があり、返済能力に問題ないかが審査されます。

起業・開業前後はまだ実績がないので、将来の事業計画の中身についての審査が中心となるのですが、将来のことゆえ銀行側としてもある程度将来の計画が達成される前提で考えることになります。結果的に、起業・開業前後は融資がおりやすくなるというわけです。

この場合は、事業計画の達成可能性について、経営者の資質や過去の経験、事業内容の中身について深掘りされるので、事業計画の中身を充実させてから融資を申し込むと良いでしょう。

【その②】好決算直後

次に好業績となった決算の直後もオススメです。

売上が好調で利益もしっかり出ており、資金繰りも順調に回っているような決算内容となれば、銀行側からの評価はばっちりです。銀行からしてみれば優良企業となり、「是非融資を」という話になるので、決算が好業績となった場合には、今後の事業拡大や運転資金の拡充を図るためにも融資を受けておくことをお勧めします。

融資金額、金利、返済条件などの各種条件も良い内容となる可能性が高いです。

【その③】2月~3月、8月~9月

ご存じの方もいるかもしれませんが、融資には季節性があって、2月~3月・8月~9月は融資がおりやすいと言われています。これは都市伝説でもなんでもなくホントの話です。

銀行の決算日は3月末決算が多く、3月末に本決算、9月末に中間決算を迎えるため、これらの月で銀行の営業マン、支店、ひいては銀行全体の業績が決まります。そのため、3月末、9月末にかけては融資を伸ばして業績を上げたいという銀行側のモチベーションが働き、結果的に融資がおりやすくなるのです。

ただ、融資は「申込→審査→融資決定」というステップがあるため、早くても2週間~1か月ぐらいはかかります。そのため、決算ぎりぎりだと手続きが間に合わず効果が薄れるため、少し早めに2月下旬~3月上旬、8月下旬~9月上旬ぐらいに融資の申し込みをするのがお勧めです。

実際私のところにも9月頭に金融公庫の担当者から電話があり、融資案件の有無や進捗について探りの電話が入ったこともありました。決算前には銀行が融資に積極的になるというのはどうやら本当のようです。

まとめ(融資がおりやすいタイミングを見逃すな!)

以上、融資がおりやすいタイミング3選でした。

融資が受けられるかどうかは銀行側のスタンスや自社の状況など複合的な要因に左右される部分があるため、借りやすいタイミングを逃さずに融資をゲットしていきましょう!

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