士業(専門家)に依頼せず自分でやってみるという意識も大事

先日とあるお客様から、外注先との業務委託契約書の作り方やひな形などについて相談がありました。話を聞いてみると、どうやって作ればいいかや、契約書を作ってくれる知り合いの弁護士さんがいないか、というものでした。

外注先との業務委託契約書ぐらいであれば、自分で作ることも出来ると思ったので、参考となる情報や作るときのポイント、こんな感じで作ればいいのでは?とアドバイスをして、結局は自分で作ってみることになりました。

本件について思ったことは、士業に依頼せず自分でやってみるという意識も大事かなということです。税理士の自分が言うのもなんですけど、やろうと思えば大抵のことは自分で出来るかなと。

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大抵のことは士業に頼らずとも出来る

例えば、契約書や業務で使う書類などはネットで検索すれば、無料のテンプレートなどはごろごろ転がっているので、それをベースにすればある程度のものは出来ます。(私もそんな感じで色々書類を手作りしてます)

他にも、確定申告や記帳は税理士に依頼せず自分でやっている方も多くいらっしゃいますし、会社設立も司法書士に依頼せずご自身でやる方もいます。

最近は士業の方でもネット上でその知見やノウハウを公開している方も多いので、ネットで調べれば大抵のことは分かります。ネットじゃなくても、本屋に行って、解説書や専門書を1冊買えばそれで解決することもあると思いますし。

なので、まずは自分でやってみるというのも大事かなと思います。わざわざ士業に依頼しないといけないルールなんてないですからね。自分でやってみて、経験して、それをどんどんブラッシュアップしていけばいいかなと。

士業にお願いするならコスパやリスクをよく考えて

とはいえ、餅は餅屋という言葉があるように、専門家である士業に依頼するメリットが大きい場面もあると思います。

自分で調べたり、対応するよりも、専門家である士業にお願いした方が時間的・金額的なコスパが良いと思えば、士業にお願いするべきでしょう。

また、自分で対応することにリスクを感じるなら、それも専門家である士業にお願いするべきかなと。例えば法律トラブルや複雑な税務申告とかですね。さすがに専門家じゃないと出来ないようなレベルまで無理に自分でやる必要はありません。

まとめ(まずは自分でやることを検討してみる)

ということで、まずは自分でやってみるか、少なくとも自分で出来ないか・自分でやることにどれだけのコストがかかり、どのようなリスクがあるかなどを考えてみるぐらいはしてもいいかなと思います。

そして、それを考える時には自分一人で考えると、何が分からないかが分からないような状態になってしまうので、身近で相談できる方に相談されることをオススメします。誰かに相談することで、自分でも出来そうってことが分かったりするかもしれませんからね!

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