昨日『青春18×2 君へと続く道』という映画を見てきたのですが、とてもいい映画だったので、今日は本作のどんなところが良かったか、オススメポイントをお伝えしたいと思います。
本作は台湾と日本の共同制作の映画となっており、キャストはもちろん、撮影ロケ地も台湾と日本で行われていて、それが本作の味わい深さをより引き出しているように感じました。個別に良かったポイントはいっぱいありますが、本作の全体としての空気感が心地よくて、見終わった後には心がじわーっと暖かなるような気持ちになりました。
本作の良かったところ
舞台、空気感、物語がまず良い
本作の良かったところはまず全体の雰囲気や空気感。
台湾と日本の風景や街並みはとてもきれいで情緒がありました。日本人からしてみたら台湾の街並みや風景はとてもきれいで、異国情緒があり、魅力的です。逆に台湾の人から見れば、日本の街並みや風景がとてもきれいに見えるのでしょう。
この台湾と日本を舞台にそれぞれの国のキャストの皆さんがとてもいい演技をされていて、本作全体を通して良い空気感が伝わってきました。
そして、肝心の物語もきれいで、はかなく、見る人すべてを肯定してくれるような優しいお話で、良かったです。純愛や青春、人生を描く純文学のような映画で、心が洗われるような作品でした。
おそらく見る人によって、色々な感情を抱かせてくれる作品なので、色々な世代の人達にオススメできる作品だなと思います。
ダブル主演の2人がキラキラしとる
本作の主演は台湾の「シュー・グァンハン」さんと日本の「清原果耶」さんがダブル主演ということで務められています。このお二人以外のキャストの皆さんの演技も良かったのですが、特にこのダブル主演のお二人の演技が良かったです。
シューさんのたどたどしい日本語は可愛いし、物語ともマッチしていて良かった。そしてめっちゃイケメンやなと笑
そして、清原さん。めっちゃ良かったです。年齢的にも等身大で演じられる役で、清原さんの魅力が120％出ているような超はまり役だったなと思います。アミ（清原さん演じるヒロイン）はとても魅力的だったので、私は映画を見ながら「（こんなん惚れてまうやろー！）」という胸中でした。
お二人が描く青春の1ページのような物語はとてもキラキラしていて眩しいくらいでした。青春（恋）っていいなって。
風景や街並み、物語が映える映像美
先に挙げた空気感の良さやキャストさんの名演ですが、これらをより映画として魅力的な作品にしていたのが、映像美です。映像美というのは、舞台自体の魅力もそうですが、特にカメラワークが良かったです。
その瞬間をより魅力的に見せる映像の撮り方が抜群に良かったです。そういった見せ場も本作をより印象深い作品にした要因の一つかなと思いました。
まとめ（色々な人にオススメしたい作品）
以上、『青春18×2 君へと続く道』の感想でした。
本作は台湾と日本合作の国際共同プロジェクトということもあって、色々な文化や考え方が混ざり合った作品のように感じました。それがまた本作をより魅力的にした要因かなって思います。
本作は見る人によって色々な感情を抱かせてくれる作品だと思うので、色々な世代の方にお勧めです。
それにしても、国を跨いだ映画というのもいいですね。こういう文化的作品を通して、お互いの文化に触れ、理解を深めていけるというのは素晴らしいなと思いました。