最近、事務所の集客にTikTokなどの動画SNSを活用しようと思って色々と考えているのですが、『SNSはキーワードが9割』という本を読んでとても勉強になったので、皆さんにもご紹介したいと思います。
本社では著者である三浦さんの実体験を基にしたSNS戦略や投稿していく上での心構え、注意点などがわかりやすく書かれており、とても参考になります。
これからSNSをビジネスで活用しようと思っている方、特にSNSの重要性は認識しているけどあと1歩勇気が出ないという方にオススメです。
以下、あくまで主観ですが、良かった点、気になった点です。
本書の良かった点(本書で学べること)
- いい商品があっても販売(集客)ができないとビジネスは成功しない
- 広告よりもまずはSNSに注力すべき理由
- SNSは「行動」しただけで勝てる市場(やったもん勝ち)
- SNSはキーワードとペルソナを設定する
- SNSではマクロ視点として「信頼感」の獲得を大事にする
- 「信頼感」を得るためにすべきこと、してはいけないこと
- SNSでは「有益か」「面白いか」のいずれかが必要
- ダサくても毎日配信したものが勝つ
- 投稿にはバランスも大事
- 誹謗中傷するのはごく一部の人なので、過度に気にする必要はない
- 効果的な表現集(人は「数字」に弱い、「ランキング」が大好きなど)
- 「ストーリー」を発信して勇気を与える
- 「経験」こそが最高のコピーライティング
- 信頼は「権威性」「専門性」「経験」の上に成り立つ
以上、全体的に具体的なメソッドというよりも、基本的な心構えなど地に足の着いたSNS活用論のような印象の内容でした。
それ故に、SNSの経験者というよりは、SNS未経験者でこれから本格的に取り組もうと考えている方には先人の教え的な感じで良いかなと思います。SNSをやっていく中ですべきこと、してはいけないことがわかるので、これからSNSをやる方は是非押さえておくべき内容かなと思います。
逆にちょっと気になった点としては、
本書の気になった点
- 抽象的な部分も結構あるので、そこは読み手側での積極的な理解・落とし込みが必要
- ビジネスファン(著者が大事にしている考え方)という感覚がいまいちピンとこない
- 事例などの例えがピンとこないことがちょこちょこあった
という感じでした。
本書の内容的にどうしても抽象的、定性的になってしまうのは致し方ない部分かなと思うので、そこは読み手側が自分にとって大事な部分、そうでない部分を整理しながら読むのが良いかなと思いました。
多少気になる点はあったものの、全体的に読みやすく、著者の実体験からのSNS理論はとてもためになる内容が多く、SNS初心者の私にとってはとても勉強になりました!
これからSNSをビジネスで活用しようと思っている方は読んで損はないと思うので、ご興味があれば是非ご一読ください。SNSをやっていくモチベーションが上がります。