税務顧問や確定申告などの税務の仕事をしていると、税務署に電話をすることも結構あります。
つい最近も、色々な用件で税務署の方とお電話する機会があったのですが、税務署の方がとても親切だなーと感じました。
今日はその辺の実体験などの話をしようと思います。
親切だなと感じた場面
最近の事例でいうと、下記用件で税務署に電話しました。
国税届出書が間違えていたのでその対応を相談したり、
お客さんの納税地の変更について電話で状況を確認したり、
また、記事には書いていませんが、青色申告承認申請書の延長申請をしているお客さんがいて、その状況を電話で確認させて頂いたこともありました。
そのいずれでも、税務署の職員の方は皆さんとても親切でした。
私が相談したい内容を言うと、その場ですぐに情報を照会して、そのまま電話で回答もしてくれますし、追加対応が必要な場合でも手間のかからない方法で対処してくれました。
そのおかげで、私の仕事も滞りなく進められているので、対応してくれた税務署の方々には感謝しております。
なぜ親切なのか考えてみた
税務署というと、なんとなくマイナスのイメージを持っている方も多いかもしれません。
かくいう私も前職の税理士法人時代はどちらかというとマイナスのイメージがありました。
しかし、独立して税務署の方とやり取りすることも増えて、実際に感じるのは税務署の方は基本的には親切だということです。
なぜ親切なのか考えてみました。
先の事例でいうと、私が問い合わせしている内容は、節税や税法解釈などの込み入った相談ではなく、あるべき対応について相談するものばかりです。
「正しい対応をしたいのでどうすればいいですか?」という趣旨の相談なので、税務署の人も「それであればこうしてくだい」って感じで、すっと答えてくれます。
税務署の仕事は、適正な納税実務を進めることが仕事なので、そういった相談であれば税務署の人も親切に対応してくれるのかなと感じています。
前職の税理士法人時代は、結構難しい内容の論点を扱うことも多く、税法解釈などの一般論的な相談をすることも結構ありました。
内容が込み入っていることもあって、税務署の方の対応も懇切丁寧に回答するというよりも、限定的な回答となることが多かったように感じます。
ですが、今は納税者の税務代理として、各種届出や申告などの基本的な業務がメインなので、先の事例の電話相談も納税者の代理として「どのような対応をとればよいか」という趣旨の相談になります。
そのため、税務署の人も、税理士だからと構えることなく、その納税者の適正な納税実務を進めてもらうために親切に対応してくださるのかなと思います。
まとめ
税務署の方も、こちらが丁寧な姿勢で相談をすれば、親切に対応してくださる方が多いと思います。
税務署を敵に回してもいいことは全くないので、まずは自分が税務署の方に丁寧な姿勢で向き合うようにして、税務署とはうまく付き合うにしましょう。