新たに設立する会社名が決まったらドメインもすぐに取得しておくことをオススメします。
なぜドメインを取得しておいた方がよいのか、また取得方法について解説します。
ドメインとは
詳しい話に入る前にドメインについて少し説明しておきます。
ドメインとは、HPやブログをネット上で公開する際のURL（ネット上の住所）や、メールアドレスの＠以降で使用する部分のことで、サービス会社が所有しているものを共有して使う「共有ドメイン」と、自分で好きな単語や数字を組み合わせて使う「独自ドメイン」の2つがあります。
私のドメインは自分の名字（木山）と資格名（公認会計士：Certified Public Accountant→略してCPA）を組み合わせて作った独自ドメインになりますが、これで具体的に説明すると、下記の黄色ハイライトしている部分が独自ドメインになります。
本記事で取得をオススメしているのは、この独自ドメインの話になります。
なぜ独自ドメインの取得をオススメするのかについて、この後ご説明します。
ドメインを取得する理由
HP・ブログのURLで利用するため
新たに始めるビジネスで自社のHPやブログ、サービスを展開するサイトを作成・公開するためには、ネット上の住所となるドメイン（＝URL）が必要になります。
独自ドメインを使うことで、下記メリットがあります。
- ずっと使える
- 好きな言葉や数字にできる
- 信頼してもらえる
独自ドメインは自分が所有者であるため、共有ドメインのような他社サービスの動向によってそのドメインが使えなくなるなどのリスクを回避できます。
また、自分の好きな言葉を入れることができるので、思い入れのあるドメインや、今後展開していくサービス名と直結するような分かりやすいドメインにすることもできます。
そして、自社固有のドメインにすることで、お客さんや取引先から見た時に「あ、この会社のサイトだな」とすぐにわかるので、信頼性が高まるというメリットもあります。
メールアドレスで利用するため
メールアドレスに独自ドメインを利用することで、会社HPやブログに独自ドメインを使うメリットと同じようなメリットが得られます。
メールアドレスについてはGメールなどのフリードメインを使っている方も多いと思いますが、独自ドメインのメールアドレスの方が相手の方にも分かりやすいですし、信頼性も高まると思うので、独自ドメインの方がオススメです。
独自ドメインの取得は必須ではない
上記メリットはあるものの、下記に該当するような場合には、独自ドメインの取得は別にしなくても大丈夫かなと思います。
- 共有ドメインでも事業運営上問題ない
- 独自ドメインの取得・更新費用を節約したい
- TwitterやInstagramなどのSNSしか使わない
特に、B to Cの業態であれば、最近はSNS広告が主流な気もするので、独自ドメインの取得などにこだわる必要はないかもしれません。
【大事】ドメイン取得は早い者勝ち！
独自ドメインには多くのメリットがあるため、基本的には独自ドメインを取る方が多いと思います。
しかし、独自ドメインの取得は早い者勝ちです。
新たに会社を設立する場合には、社名や展開するサービス名などを使って独自ドメインを作るのが良いかと思いますが、その単語を使ったドメインも早い者勝ちなので、社名などが決まったらすぐにドメインを取得することをオススメします！
すでにそのドメインが取得されていた場合には、ドメインを少し変えるなどの妥協が必要になります・・・
ドメインの取得方法
独自ドメインの取得方法は、お名前ドットコムやムームドメインなどのドメイン取得会社経由で取得するのが一般的かと思います。
若しくは、自社HPやサイト運営で利用するレンタルサーバー会社経由で取得する方法もあります。私の「kiyama-cpa.com」というドメインもレンタルサーバー経由で取得しました。
レンタルサーバー経由だと、1つまでは無料になるなどのキャンペーンがある場合もあるので、どこでドメインを取得・更新していくのが一番コスパがいいのかは一度調べてみる価値ありです。
まとめ
会社名を決めるのも大事ですが、独自ドメインをどうするかということも、個人的には社名と同じぐらい大事なことだと思います。
ただし、独自ドメインの取得は早い者勝ちなので、後からでいいやと思って、欲しいドメインが先に取られることのないように気を付けましょう！