私はいわゆる税理士業で独立開業している訳ですが、今の働き方や税理士業というものが結構気に入っています。
そこで、今日は私の税理士業の好きなところについて、お話しようと思います。
税理士業のここが好き
開業税理士はとにかく自由
私はこれまで、色々なところで働いてきました。
- 一般企業で経理や経営企画として働いたり、
- 監査法人で公認会計士として働いたり、
- 税理士法人で税務スタッフとして働いたり。
それらの勤務経験から考えれば、開業税理士はとにかく自由です。まーこれは税理士に限らず、個人事業主やフリーランスであれば共通のメリットだとは思いますが。
何時から何時まで働くか、どこで仕事をするか、どんな仕事をするかは自由ですし、日中疲れたら好きなだけ休憩出来ます。
最近は仕事もちょこちょこ増えてきたので、あまりのんびりはしていられませんが、それでも新作映画や新作ゲームが出れば、それに合わせてスケジュールを組むことは全然出来ちゃいます。
自由である反面、すべて自己責任なので、そういう意味での緊張感はありますが、それでもベースとして自由というのは本当に気持ちがいいものです。
顧問先の期待に応える過程でどんどんレベルアップ
税士業は基本的には税務顧問契約を結んで、お客さんの記帳代行や税務申告書を作ったり、税務相談に乗ったりします。そのうえで、融資や補助金、経営に関する支援ニーズがあれば、それに関してサポートをしたり、アドバイスをすることもあります。
そのため、税理士がカバーする範囲としては非常に幅広く、会計・税務・財務・経営など様々な領域での知見が求められます。
もちろん最初からすべての知見があるわけではないので、その都度、書籍や関連情報の確認・研究をするなどして対応するのですが、そういった目の前の業務に真剣に取り組んでいく過程で、いつまにか自分がレベルアップしているのです。
お客さんから色々な相談を受けるので、大変な面もありますが、そのおかげで自分もレベルアップすることも出来るので、むしろ成長の機会をもらっているような感覚です。
税金などのお金は生活と密接に関係してくる
税理士業は、税務がメインなので、お金と密接に関連してきます。税金は直接のキャッシュアウトを伴うものなので、それをいかに節税したり、コントロールするかは税理士の腕の見せ所と言えます。
税金の他にも、融資や補助金、給付金などの支援もお金に直結する話です。
これらお金の話は、日々の生活にも密接に関連してくるので、これらの支援を通じて、実生活に役立っているなという実感があります。
会社員時代や、監査法人にいた時は、クライアントは大企業ばかりで、あまり世間に役立っている感覚はありませんでしたが、独立開業して個人事業主や経営者のサポートをしていると、その方たちのサポートを通じて、世間に役に立っているという感覚がよりリアルに感じられます。
この充実感は、会社員や監査法人で働いてるときには得られないものだったなと思います。
まとめ
独立して仕事をすると緊張感もありますが、その分得られるものも大きいです。そして、税理士業では、その業務の性質上、自身の成長や社会貢献を通じた充実感も得られているなと感じています。