ダイレクト納付の利用申込から利用開始までの期間(e-Tax・eLTAX)

法人の納税方法としての便利なダイレクト納付を利用するためには、事前の利用申込が必要となります。本記事では、申込から利用開始までの期間について、実例も交えながら解説します。

なお、ダイレクト納付の利用申込の方法については、下記記事で解説しておりますので、適宜ご覧ください。

目次

ダイレクト納付の利用申込から利用開始までの期間

国税e-Taxは利用申込から約1か月程度が多い

国税庁のこちらのサイトで利用申込から利用開始までの所要日数を調べてみました↓

金融機関の種類所要日数(土日祝日等を除く
銀行15日~30日程度と幅あり。多くは20日程度。
信用金庫15日~30日程度と幅あり。多くは20日程度。
信用組合15日~30日程度と幅あり。多くは20日程度。
労働金庫20日程度
利用申込から開始までの所要日数(国税e-Tax)

金融機関によって、所要日数に結構差があるため、ご自身がダイレクト納付に使おうと思っている金融機関の所要日数は予め確認しておくことをオススメします。

また、注意点として、国税庁のサイトでは、土日祝日等を除く日数のため、実際には土日祝日等の休日も合わせると、さらに日数がかかります。例えば、20日程度であれば、週末を4回ぐらいは迎える計算になるので、+8日として、28日程度で約1か月かかる計算になります。

実際に私が自社のダイレクト納付の利用申込をしたときは、とある信用金庫で20日程度の所要日数だったのですが、営業日ベースで19営業日、実際の日数で27日かかりました。

地方税eLTAXは利用申込から約2週間~1か月程度

地方税eLTAXについても調べてみました。こちらのサイトで調べることが出来ます。

金融機関の種類所要日数
銀行10日~30日程度と幅あり。多くは20日程度。
信用金庫10日~30日程度と幅あり。多くは10日程度
信用組合10日~30日程度と幅あり。10日と30日程度が多い。
労働金庫20日程度
利用申込から開始までの所要日数(地方税eLTAX)

地方税も国税と同じような感じではありますが、10日程度で利用可能な金融機関も割とあって、特に信用金庫は10日程度が多かったです。

実際に私が自社のダイレクト納付の利用申込をしたときは、とある信用金庫で10日程度の所要日数だったのですが、営業日ベースで4営業日、実際の日数で6日と国税と比べてかなり早かったです。

eLTAXのサイトでは、所要日数に休日等を含むのか記載がありませんでしたが、私の実例から考えると、休日等を含んだ日数となっているのかなと思われます。そう考えると、地方税eLTAXのダイレクト納付は国税e-Taxのダイレクト納付よりも、だいぶ早い感じがしますね。

まとめ

以上、ダイレクト納付の利用申込から利用開始までの期間についてでした。

いずれにしても、ダイレクト納付を利用するためには、一定の日数がかかることは間違いありませんので、十分に余裕をもって利用申込をするようにしましょう。

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