映画「夏へのトンネル、さよならの出口」の感想【とてもいい映画でした】

昨日、「夏へのトンネル、さよならの出口」を見てきました。正直あまり期待はしていませんでしたが、結果とてもいい映画でした。

文学とかは全然詳しくないけど、映画を見終わった後は、なんだかとてもきれいな恋愛文学作品を見せてもらったような、そんな気分になりました。エンドロールも良くて、映画後の余韻が心地よかったです。本作のどんなところが良かったか、ストーリーのネタバレはなしでお伝えします。

目次

本作の良かったところ

本作は良かった部分がいっぱいありました。加点方式で考えると、本作はかなりの高得点です。以下、順不同、箇条書きで、本作の良かったところを書いていきます。

✓登場人物は少ないけど、時間軸をうまく使って物語に広がりと深みがいい感じに出てた。

✓eillさんの主題歌や劇中歌が良すぎた。特に主題歌の「フィナーレ。」は最高だった。自分はこの曲をYouTubeで聞いて、映画を見に行こうと思ったのですが、見に行って大正解でした。

✓ヒロインの声を演じる飯豊まりえさんの声と演技が良かった。ちょっと低めで、魅力的な声質だなと思いました。

✓ガラケーとか年代設定が自分とドンピシャだった。30代前半はすごくなつかしさを感じると思う。

83分という上映時間が疲れずに見れていい感じ。

話の内容が単純に良かった。特に最後のオチの方は個人的に大好物な展開だった。映画全体の雰囲気とかは、新海誠監督の初期の頃の作品と似たものを感じた。言の葉の庭とか。

✓作画やBGM、声のトーンとか、全体的にエモい感じが良かった。

✓あまりハイテンションな場面はないけど、要所要所で軽快なBGMやエモいBGMが映画全体をいい感じにつなげていた気がする。

インターステラーみを感じた。インターステラーは大好きなので、本作も好き。

✓自分が思春期の時に見たら、ものすごい感化されてたと思う。それぐらい、真っすぐで、魅力的なラブストーリーだった。

✓アニメ映画だけど、実写映画を見ているような濃厚さがあった。多分役者さんの息遣いや声のトーンとかで空気感が良く出てたからだと思います。

まとめ(これはオススメします)

とはいっても、「君の名は。」や「天気の子」のような超エンタメ作品って感じではありません。

なので、変にハードルは上げ過ぎず、空いている時間とかにふらっと見るような感じが良いかなと思います。

話の内容もいいですが、声優さん、音楽、BGM、作画と、全体的なクオリティの高さを感じる作品でした。

少しでも惹かれる部分があれば、是非ご覧になることをオススメします!

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