キレたら負け。怒ってもいいことは何もない【円滑に仕事を進めるコツ】

先日とある行政機関に行ったときに、窓口で激怒している人がいました。

どんなやり取りがあったのかは全く分からないのでいい悪いを論じるつもりはありませんが、その怒っている人は窓口の担当者に、「お前らの給料は俺たちの税金だ!」「1分でやれ!」など、とても聞いていられない罵詈雑言を言っていました。

それを見て、「(こうなったら終わりだな・・・)」と心の中で思っていましが、自分での場合でも仕事中にイライラすることはもちろんあります。

でも、過去の経験上、キレたら負けと学んでいるので、どんなに嫌なことがあっても、仕事中は怒ったり、態度には出さないようにしています。

今日は「キレてもいいことは何もない」ということをテーマにお話します。

目次

キレて怒ったり、態度に出すデメリット

キレても仕事がスムーズに行くわけではない

自分がキレて怒ったり、態度に出したところで、物事がうまくいくわけではありません。

その時に自分が怒った原因にもよりますが、キレるよりも、その原因となった問題解決をするための行動や、解決策を考えることに労力を使うべきです。

キレていても問題解決が出来るわけではないので、いつまでたっても怒りが収まることはないでしょう。

相手も人間なのでキレるのは逆効果

例えば、冒頭に書いたような怒り方をしてしまった場合は、その相手方は心中穏やかではないでしょう。

私であれば、その方のことを一気に嫌いになり、とてもその方のために問題解決を図る気にはなれません。

怒る原因の多くが相手方にあるにしても、自分の落ち度が全くないわけでもない場合も多いものです。

相手の態度などにイラっとしても、「(自分の態度も悪かったもしれない・・・)」と一度立ち止まって考えてみたり、一旦下手に出てみるぐらいのことはしてもいいかなと思います。

自分の怒りは収まらないので集中力を欠く

その場はキレて怒ったりして、なんとかタスクをこなしたとしても、問題解決の仕方を間違えているので、その後もおそらくイライラは収まらないと思います。

そうすると、その物事以外のことにも波及してきて、結果どんどんイライラが募るという悪循環となります。

そうなることが目に見えているので、自分の利益のためにも、安易に怒ったり、態度に出すべきではないと思います。

怒ってもいいことは何もないことを理解する

とは言っても、イライラするのを無くすことは出来ません。

相手の対応や、ちょっとした言動でイライラすることはいっぱいあると思います。

でも、その結果、いいことは何もないということを理解していれば、その怒りをコントロールすることも可能です。

怒りをコントロールするのは簡単ではありませんが、それでも「怒ってもいいことは何もない」ということを冷静に考えて、その怒りを表に出さないようにするのです。

そうすることで、最終的にはその物事も波風立てずにこなすことが出来て、自分にとっても利益があります。

不利益を被っている時は抗議すべき

ここまでお話している前提としては、あくまで一般論的な話で、不法行為や詐欺行為などがあった場合は別です。

そういったときは、厳重に抗議すべきですし、自分が不利益を被っている場合には、法的手段も辞さない覚悟で対応すべきだと思います。

まとめ

自分の怒りをコントロールするのは簡単ではないですし、言うは易しで、実際にはなかなか難しいこともあります。

でも、怒ってもその物事は解決しないのは事実なので、怒るよりも問題解決に労力を注ぐ方が合理的です。

ということで、「キレたら負け。怒ってもいいことは何もない。」と肝の銘じて、日々仕事をしていくのが、自分の仕事を円滑に進めるコツかなと思います。

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