freeeやMFなどのクラウド会計を使う場合には、ネットバンキングやクレジットカードなどを連携させると思いますが、これら連携口座では結構な頻度で同期エラー(多くは再認証を要求するもの)が起こります。
同期エラーを長期間放置していると、その間の利用明細が取得できないなどの厄介なことも起こりかねません。同期エラーの解消作業自体は再ログインをするだけといった簡単なことも多いので、放置せず日々解消させていくことをオススメします!クラウド会計を使うなら、こういった連携口座のメンテナンスも大事な作業になります。
連携口座のエラーってどんな内容?解消方法は?freeeの場合
実際にどんな感じの同期エラーが起こるのか、いくつか具体例をご紹介します。
下記は、私のとあるお客様のfreeeトップ画面です。連携口座で何らかのエラーが生じていると、下記のようなビックリマーク付きのエラーメッセージが表示されます。それぞれのメッセージをクリックすることで、エラーの詳細な内容とエラー解消のために必要な作業内容が表示されます。
以下、上記①~⑥の内容です。
- ①は金融機関側からユーザー再認証が求められた等の理由で再認証が必要というもの。
- ②はfreeeに登録したID・PWに誤りがある等により、ログイン出来ないというもの。
- ③と⑤は、秘密の質問やワンタイムパスワードなどの追加認証の入力が、一定時間内になかったために同期が中断されたというもの。
- ④はアカウントがロックされているため、同期が中止されたというもの。
- ⑥は同一のログイン情報で新たなカードが認識されたため、そのカードの取扱い(同期するかどうか)の設定が必要というもの。
ご覧の通り、同期エラーの内容も金融機関や状況によって様々なので、それぞれ適切な対応を取る必要があります。
といっても、やることといえば、正しいIDとPWで再ログインをするといった程度のことなので、そこまで難しくもありません。ID・PW等のログイン情報さえ把握していれば、ものの数分で終わる作業です。しかも、この同期エラー解消作業は、freeeスマホアプリからでも操作可能なので、スマホさえあればどこでも作業できます。
まとめ
同期エラーというと、なんとなく見るのも億劫になるかもしれませんが、作業内容的には大したことはありません。(中には厄介なエラーもありますが…)
クラウド会計を使えば、記帳作業はかなりらくになるので、こうした同期エラーの解消作業についても慣れていくと良いかと思います!