会社を作ったら法人口座は必ず必要?無かったらどうなるの?

「会社を作るんですが法人口座はどうすればいいですか?」と質問をもらうことがあります。

もちろん法人口座はあった方がいいのですが、別に絶対作らないといけないというわけではないので、今日はその辺の話をしようと思います。

先に結論を言っちゃいましたが、法人口座は必ず作らないといけないという訳ではありませんが、作った方がいいです。法人は個人とは別人格なので、法人専用の口座があることで色々とスムーズになります。逆に法人口座がないと色々と不便な場面に遭遇することでしょう。

法人口座がないデメリットとしては、例えば下記があります。

  1. 会社名義のクレジットカードが作れない(同一名義の引き落としの口座が作れないため)
  2. 税金支払いで便利なダイレクト納付が利用できない
  3. 取引先からの入金口座が個人名義だと信用面で不利
  4. 個人口座でプライベート取引と切り分けが出来ない場合には経理が複雑になる、資金繰りが分かりづらくなる
  5. 会社名義で融資が受けられない

上記デメリットがあると困るという方は、法人口座を作りましょう。

逆に上記デメリットは別に関係ないという方は、個人名義で使っていない口座とかを法人口座として利用すれば特に問題はありません。資産管理会社やマイクロ法人などの対外的なビジネスを行っておらず、かつ小規模な会社であれば個人名義の銀行口座でもあまりデメリットは感じないかもしれません。

個人的には、上記デメリットの3や5はあまり影響ない方もいると思いますが、1、2、4は会社を維持していくための色々な手間の軽減につながるため、法人口座は作ることをお勧めします。

特にGMOあおぞらネット銀行などのネット銀行があると日頃の資金管理や記帳がすごく楽になるので、法人口座を作る場合にはネット銀行で作られることをお勧めします!

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