freee連続取引登録を使う時は決済口座の選択間違いに注意

freeeには高速で取引を登録する方法として「連続取引登録」という機能がありますが、決済口座の選択を間違えていると誤った取引がどんどん登録されてしまうので、決済口座の選択を間違えないように注意が必要です。

かくいう私も上記ミスをやったことがあり、その時は数十件の仕訳を手作業で直すという苦い経験があります。。。

なお、そもそも連続取引登録とは何ぞやという方は、下記記事で概要や基本的な使い方を解説していますのでこちらご覧ください。

目次

freee連続取引登録を使う時は決済口座の間違いに注意

連続取引登録を使う時は、まずは取引種類と決済口座の選択が必要になります。現金主義(入出金ベースでの記帳)で記帳をする場合には、取引種類は「現金・預金」を選択します。

取引種類
  • 現金・預金:決済済み取引(現金主義で記帳するならコレを選択!)
  • 売掛金・未収金:収入側の未決済取引
  • 買掛金・未払金:費用側の未決済取引
  • 口座振替:口座間の振替

上記取引種類で「現金・預金」若しくは「口座振替」を選択した場合のみ、下記の決済口座の選択が必要になります。本記事では、利用機会の多い「現金・預金」を選択していることを前提とします。

決済口座
  • 現金
  • 登録した口座(登録している口座が選択可能となります)
  • プライベート資金(会社の場合は役員資金)

前置きが長くなりましたが、ここからが本記事でお伝えしたい注意点です!

まず、決済口座はデフォルトの状態だと、設定>事業所の設定>詳細設定>取引関連設定>決済口座のデフォルトで選択している口座が表示されているので、その口座が記帳したい口座でない場合には、決済口座を選択し直す必要があります。

二つ目の注意点として、F5等で画面を更新すると、別の決済口座を選択していてもデフォルト口座に戻ってしまうので、記帳したい決済口座の記帳がすべて終わるまでは極力画面更新をしないことをオススメします。(私はこのミスをしました。画面更新で決済口座が変わっていることに気付かずどんどん登録しちゃったパターンです)

特に多くの口座を登録している方は決済口座の選択誤りが起きやすいので要注意です!

もし決済口座を間違えたまま取引を登録してしまうと、それら取引はすべて正しい決済口座に修正しないと、最終的な預金やカード未払金等の残高が合わなくなってしまい、確定申告の時にかなりややこしい状態になります。

私が上記ミスをしたときには、数的には数十件ぐらいでしたが、計上した科目は多岐にわたっていたため、それらをすべて修正するのにかなり苦労しました。その時は預金口座で記帳すべきところをプライベート資金で記帳してしまっていたので、最終的には預金口座残高を合わせることでリカバリーをしました。

まとめ

freeeの連続取引登録はスピーディに仕訳が登録出来る分、間違えたまま登録をしてしまうスピードも上がります。

決済口座間違えの取引を修正する作業はかなり大変なので、くれぐれも決済口座を間違えないように気を付けましょう。

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