事業再構築補助金の申請ではGビズIDプライムという行政サービスを利用するためのアカウントが必要になります。電子申請をする際に、そのアカウントでログインして申請するためです。
ただ、このGビズIDプライムを取得するためには、電子上での申請ではなく、申請書の郵送と印鑑証明書が必要になります。そのため、実際に発行されるまでには1週間~2週間ぐらいかかってしまうので、GビズIDが必要な方は最優先でやることをオススメします!ギリギリのタイミングで申請しても間に合わない恐れもありますし、書類不備のリスクも考えるとマジで危険です。GビズIDの取得が出来ずに補助金申請が出来ないとか辛すぎます。。。
GビズIDの取得するまでの流れ。所要期間1週間~2週間
GビズIDの公式サイトはこちら
GビズIDを取得するまでの流れややり方のマニュアルはこちら
GビズIDには、エントリーとプライム、そしてメンバーという3つの種類があって、ここで説明するのはプライムです。事業再構築補助金でもそうですが、プライムが上位の権限になるので、プライム権限を取得しておけば後々困ることもないと思います。
GビズIDを取得する際の流れとしては、以下の通りです。
- 公式サイトから申請書の作成・印刷
- 申請書と印鑑証明書を事務局に郵送
- 事務局でチェックがあり、不備がなければ1週間程度でアカウント発行(メールで通知)
GビズIDは、個人事業主と法人(法人代表者)のいずれかが申請主体となります。いずれの場合でも、申請書に押印をすることになるので、それぞれの印鑑証明書が必要になります。個人の印鑑証明書はマイナンバーカードがあれば、コンビニでも取得できるのでまだいいですが、法人の場合は法務局で取得する必要があるので要注意です。その際、印鑑カードの提示も必要になるので忘れずに。
申請書の作成方法は、公式マニュアルに詳しく載っているので、それを見ながらやれば全然難しくはありません。
ただし、後々書類不備にならないように、以下のような点には気を付けましょう。
- 申請書に入力する情報・文言は印鑑証明書と一致させる。
- 印鑑の押印漏れ、欠け、印鑑違いに注意
- 申請書を折って送付する際に、印鑑の欠けに注意(極力折らない方がいい)
GビズIDを取得するまでの期限がギリギリの場合は、万が一の書類不備に備えて、GビズIDの審査・発行状況は常に確認しておきましょう。そして、書類不備が分かれば、すぐに事務局に電話して、書類の再送付をすることで、なんとか期限までに間に合わせましょう。
まとめ
補助金申請は事業計画書などの書類作成の方が重要なので、GビズIDとかは後回しにされがちですが、GビズIDがないとそもそも申請が出来ないこともあるので、真っ先に対応しておくことをオススメします。
GビズIDは、現状有効期限はなく、年度更新の必要もないので、将来的に補助金申請をしてみたいと考えているのであれば、暇なときとかに取得しておいても良いかなと思います!