皆さんは朝はテレビを見ますか?朝のニュース番組でどの局を見るかって人によって結構こだわりがあったりするから面白いですよね。私は子供時代は日テレやフジを見てましたが、最近はもっぱらテレ朝のモーニングショーを見てます。
今日もいつも通りモーニングショーを見ていたら、コメンテーターとして出演されている「廣津留すみれ」さんが実際にどのような家庭教育を受けてきたかという特集をしていました。実のお母様も出演されて。廣津留すみれさんはハーバード大学とジュリアード音楽院を首席で卒業されているそうです。
その家庭教育の話がとても面白かったので、どんな点が良かったか、お話したいと思います。
廣津留(ひろつる)式家庭教育論のどこが良いと感じたか
廣津留式メソッドで良いなと感じたこと。ベースは子供が可愛い。
以下、番組を見ながら面白い、又は良いなと感じたことです。
お母さんがそもそもこんなに子ども(すみれさん)に色んなことを学ばせたいと思ったのは、子供が可愛いという思いがあるからだそうです。子供を可愛いと思う気持ちは子供への愛情や肯定感に繋がるので、子供にとってはとっても幸せなことですよね。子供ものびのび育ちそう。
とにかく褒めるそうです。欠点と思われるような部分でさえ褒めるとのこと。そうすることで、子供の自己肯定感が高まると。自己肯定感が高まると、子供は自分に自信を持つので、様々なことにプラスの影響を与えそうですよね。
個人的にはこれすごく同意します。自分に自信を持てると、色んな事に挑戦するし、変にくよくよしなくなる。色んな経験を積むことでどんどん成長するし、いいこと尽くしだと思います。人間の成長においては、成功体験というのがとても大事な気がしていて、子供時代に自信をもって何かにチャレンジして、成功した体験があると、その後の人生においても努力ができる人間になるので、とても大事なことかなと思います。
ちなみに、番組後半では、視聴者からの質問で「褒めると甘やかすの境界はどこですか?」という質問があって、お母さんは「子供の自立に繋がらないようだと、それは甘やかすになる」というようなことを仰っていました。ふむふむ。実際にその境界の見極めは難しいかもしれませんが、褒めることが甘やかすことにはならないように気を付ける必要はありそうですね。
例えば、親が英語の本を読んでもらいたいと思っても、それは子供が自発的にやらないとなかなか続かないし、身になるものでもない。そこで、お母さんは何気なく英語の本を手に取って、自分で読んでいると、子供は興味を持って近づいてきて、真似してくなると。そうやって子供が自発的にやりたいと思うことが大事だと。
勉強とか子供がやりたいと思わないのにやらせても逆効果ですよね。そして、子供は大人がやっていることを真似したくなるというのもよくわかるので、そういう風に少し目線を変えて子供に興味を持ってもらえるようにすることはとても大事ですね。
例えば、答えがわかる勉強は答えを丸暗記して終わらせる。それで時間のゆとりができるので、後は自分の好きなことやクリエイティブなことに時間を使う。(すみれさんの場合はバイオリン)
普通の人だったら、答えを見るなんてダメ、それじゃ考える力が身に付かないと思いそうですが(自分もそう思ってしまいますが)、社会に出て、そんな問題を解くようなことはないし、それよりもその答えを覚えて、それをその事象に当てはめて対処する力を身に付ける方がよほどためになるという感じの考え方でした。ふむふむ、確かに一理ありますね。宿題のために何時間も使うなら、それよりも絵を書いたり、ゲームをしたり、スポーツをしたりする方がよっぽど子供の独創性や想像力は育ちそうな気もします。
リビングに本棚を置いておくことで様々な知識にすぐに触れることが出来る。リビング(家庭だったかな?)が世界への入り口になると良い、というようなことも仰っていました。様々な分野の本を置いておくことで、子供の知識や想像力を育てるのにいいということでした。リビングに本棚を置いておくことで、親子で本の内容について教えたり、ともに学んだりできると。ちなみに分野はどんなものでもOKということでした。美術集やガイドブック、漫画など。
あと、机は出来るだけ広いものがいいと。机が狭いと、何か作業や勉強などするときに手狭になり、そこから学べる量や範囲にも影響すると。私も机は広い方が仕事や作業がしやすいので同意です。子供の勉強や学びのスペースという観点からも、その思考力や範囲に窮屈さを感じさせないように、テーブルやデスクは出来るだけ広いスペースがあるやつが良いかなと思います。
以上、廣津留式メソッドで私が良いなと思ったことです。
他にももっと色んなお話をされていたので、ほんの一例です。
廣津留式メソッドは仕事や人間関係でも大切なことだね
基本的に廣津留式メソッドは、子供の自己肯定感やモチベーションの醸成、のびのび学んでいけるような環境の整備というような観点からのメソッドであると感じました。
これは、大人たちの仕事の現場や、普段の人間関係でも大事なことだなと思います。
従業員や部下、同僚の生産性を上げるためには、その人がのびのび働けるような環境の整備が大切ですし、彼らのやる気を出させるために色々なモチベーションを与えてあげる必要がある。
人間関係においても、相手との良好な関係を築いたり、保つためには相手を肯定することが大事。
こうやって考えると、廣津留式メソッドはこうした基本的な部分をしっかりと押さえているからしっくりくるのかなーと思ったりしました^^
まとめ
廣津留式メソッドは、書籍でも出ているそうなので、ご興味がある方は是非!