今日は密かに楽しみにしていた映画『ロード・オブ・ザ・リング ローハンの戦い』を見てきたのでその感想を。
元々ロードオブザリングが好きで小さいころから何度も見ているのですが、今回アニメという形でのロードオブザリングということで見る前は若干心配していました。あのロードオブザリングの世界観がアニメに合うのだろうかと。
ですが、実際見てその心配は杞憂でした。めっちゃ良かったです。主人公の女性キャラは美しくカッコいいし、ロードオブザリングの重厚感もしっかり出ていました。実写のロードオブザリングももちろん良いですが、アニメーションのロードオブザリングも全然良かったです。
また、本作の監督は「神山健治」監督がされていて、神山監督は自分が大好きなアニメ「攻殻機動隊」「精霊の守り人」「東のエデン」の監督さんで実はめっちゃ好きな監督さんなのですが、神山監督らしい人間ドラマやカッコいい戦闘シーンなんか見られてもう大満足でしたね。
では、改めて本作の良かった点やおすすめポイントなんかをネタバレなしでご紹介します!
本作の良かった点
戦姫ヘラが美しく、カッコいい
まー一番はこれですかね笑 やっぱりヒロインがかわいいと見てて気分がいいです。
かわいいというか、美しいって感じかな。
ヘラはルックスが良いだけじゃなくて、戦うんです。そして強い。戦場で華麗に戦うその姿には目を奪われるようでした。性格的にもザ・主人公という感じでこれはみんな好きになるんじゃないかな?
予告動画を見てもらえればヘラの美しさやカッコよさは垣間見れると思うので貼っておきます。
神山監督ファンの自分から見ると、ヘラには少佐(「攻殻機動隊」の主人公)やバルサ(「精霊の守り人」の主人公)に通じるものを感じました。神山監督が描く強い女性キャラは最高っすわ。
ロードオブザリングとしての重厚感も文句なし
ロードオブザリングといえば何か?
私だったら、ドラマチックな戦や人間模様(絆や裏切り、愛、憎しみ)、角笛、異種族・クリーチャー、メタ的に言うと壮大な音楽ってイメージです。本作からは実写版のロードオブザリングに負けず劣らずの重厚感を感じました。
あ、ちなみに本作にはちゃんと原作となる「指輪物語 追補編」というものがあって、それを基に作られているそうです。そのため、実写版のロードオブザリングと連なる世界となっているので、世界観やストーリーに重厚感を感じるのは当然と言えば当然ですかね。
ロードオブザリング全作見てる自分でも満足感は十分なので、ロードオブザリングファンの方でも楽しめる作品になっていると思います!
アニメーションもこれはこれであり
ロードオブザリングのアニメ化ってどうなん?っていうのが多くの方の疑問や心配だと思います。
かくいう自分も最初はどうなんだろうなーとやや懐疑的な方でしたが、実際見て「うん、これは・・・ありだな!」と思いました。
もちろん実写よりも臨場感やリアルさという面では劣る部分はあるんですが、逆にカメラワークや戦闘シーンのカッコよさはアニメのほうが良いなと思いましたね。キャラが映えるシーンに仕上がってます。音楽やBGMは実写と同じように迫力抜群で臨場感を感じました。
一部ではアニメーションの作画がいまいちという声もあるようですが、私的には好きな雰囲気の作画でした。キャラデザはアニメよりも実写よりの線が多めな感じで、動きはヌルヌルというよりは重めな感じ?言葉で表現するのが難しいですが、ロードオブザリングの世界観には合っている!と私は感じましたね。
その他思うこと・小話
実写?ディズニー?日本アニメ?これは新ジャンルか
作画でいうと、本作はなかなか独特な感じだなーと思いました。ロードオブザリングの実写を見ているような写実感があるし、どこかディズニーのような海外のアニメ風な雰囲気も感じるし、でも神山監督らしい日本アニメな感じもする。
味があるというか、癖になるというか。笑
好みもあるかもですが、自分はこのタッチの絵は好きなので、今後も本作のようなアニメーション映画は期待したいなと思いましたね。
神山監督の他作品もめっちゃ面白いからオススメ
神山監督ファンなので、ここで神山監督のオススメ作品を少しだけ紹介させてください!
オススメ作品①:攻殻機動隊
オススメ作品②:精霊の守り人
オススメ作品③:東のエデン
上手く言語化できないのがもどかしいですが、この3作品はマジでどれも面白いので、ご興味ある方は是非ご覧ください。
まとめ
最終的には神山監督の作品をお勧めするブログになっちゃいましたが(笑)、以上『ロード・オブ・ザ・リング ローハンの戦い』の感想でした!ご興味がある方は是非。
音楽やBGMの迫力もすごいので、本作は映画館で見ることをお勧めします!