ちょっと気になりつつも見に行くほどではないかと思っていた「ジークアクス」ですが、レビューを見たら結構評判が良かったので見に行ってきました。
で、率直な感想ですが、思ったより全然面白かったです!序盤は昔のガンダムを知っていないと絶対分からないだろって感じで想像の5倍ガンダムでしたが(笑)、中盤からは現代風のシャレオツなガンダムアニメで、スタジオカラーのセンスが爆発してました。見る前はちょっと穿った印象を持っていましたが、そんなアンチ的な自分にも「うるせぇ、いいから黙って見ろ」と言わんばかりのイケてる作品になっていて、うん、これはありですね。自分の感性にはぶっ刺さる作品でした。
とはいえ、今回の映画はTVシリーズの放送に先駆け、一部話数を劇場上映用に再構築した作品ということで、この物語が今後どんな風に展開されるのか、主軸がどうなるのかによっては、最終的な評価がどうなるかはまだわかりません。水星の魔女も最初こそ「いいかも」と思いましたが、途中からは自分には合わなかったので、本作においても一抹の不安はまだあります。
そんな一抹の不安はありつつも、全体的にはとても良かったので、本作の良かったところなどの感想を箇条書きでご紹介します!
- スタジオカラー×ガンダムの化学反応が成功してる。ガンダムという作品がエヴァ風味に味付けされていて、これはこれであり。ガンダムファンだとちょっと好き嫌いが分かれるかもしれないけど、エヴァファンだったらたぶん好き。
- 音楽がカッコいい。音楽は結構エヴァ感は強いかな。すでにサントラ欲しいなと思ったぐらいカッコよかった。
- キャラデザは自分的には好み。かわいくておしゃれな感じのキャラデザイン。今のところ自分の推しはニャアンです。黒髪美少女はやっぱり良き。
- 声優さんも合ってた。特に黒沢ともよさんが良かった。ちゃんと主人公感があって惹きつけられる。
- これまでのガンダムとも関連する物語になりそうな感じで、昔と今をいい感じに取り入れた新ジャンルのガンダムになりそうな期待感が持てた。
まーそんな感じですかねー。ちなみに、本作はTVシリーズの放送に先駆けてやっているだけなので、今後TVでも見られると思いますが、作画と音楽の迫力がすごいので、是非映画館で見ることをお勧めします。
あと、本作の序盤は昔のガンダムの話ががっつり出てくるのですが、自分は全然詳しくないので、ワケワカメ状態でした笑 固有名詞の意味や主要な人物名ぐらいは分かるけど、どんな話だったかまでは分からないので、どこまで本作用にアレンジしているのかが全然わかりませんでしたね。でも逆に興味が出たので、過去作もちゃんと見てみようかな^^
以上、ジークアクスの感想でした!映画自体は81分で長さ的にもちょうどいいぐらいなので、サクッと映画を楽しむのにもいい感じです。良ければ是非。