大変有難い話ではあるのですが、最近仕事が忙しくて時間が足りなくなってきました。時間が足りない要因としては、毎日ブログをやっていたり、新規顧客が一気に増えた、税務顧問の料金を比較的安くしているなど色々ありますが、いずれにしても今後の事務所運営をどうしていこうか悩み中です。
今後の事務所運営についての悩み
時間が足りない。なぜ?
最近時間が足りくなってきた要因として何があるか。思うに下記があります。
- 毎日ブログで毎日2時間くらいは使っているのが地味にツラい。
- 今年に入って新規を10件以上取ってきたので新規客が一気に増えた。
- やや大きめのスポット業務の受注
毎日ブログは今年いっぱいは続けようと心に決めているので、致し方なし。来年からはブログの頻度を落とす予定なので、ここは問題なし。
新規のお客さんが増えたは何の問題もないし、むしろうれしいことだけど、やっぱり新規が増えると契約等の間接業務ややり取りが落ち着くまでの対応などのイニシャルコストがかかりますね。最初の頃よりかは慣れてきたけど、間接業務の効率化や人を入れるなどして業務効率化するか、新規を一気に取り過ぎないなどのペース配分も意識する必要がありそうです。
スポット業務の受注は単価が高めなので、むしろとっていくべき。スポット業務をもっとやっていくための時間作りをどうするかが課題です。
とりあえず新規は一旦受付休止方向で・・・
今9月に入ったところで徐々に確定申告に向けて準備を進めていく必要があります。年明けからエンジン上げてもたぶん間に合わないので。
ということで、新規の受付は(泣く泣く)一旦休止方向で考えています。HP上も、以下の通り変更しました。
<変更前>
<変更後>
新規をあまり受け付けていないのに、お客さんに連絡を戴いても申し訳ないですからね。
ただ、完全にストップしている訳ではないですし、年末にかけて手が空いてくるかもしれないので、内容によっては受ける場合もあるという感じです。
今後の事務所運営方針をどうするか
じゃあ今後はどうするの?って話ですが、まだ考え中ですが、色々やりようはあると思います。例えば下記。
ただ、どの方向にかじを切るかは慎重に考えないといけないので、今後時間をかけて考えていこうと思います。。。
単価を上げる
まずは税務業務の単価を上げるというのがあります。
現状は自分の経験値アップのためにも比較的安めの料金で受けていますが、その結果、数をこなして売上を作らなければなりません。そうなるとどんどん自分の時間がなくなる悪循環なので、今後は少なからず値上げが必要かなと考えたりします。
とはいえ、出来るだけリーズナブルな料金にはしたいですし、値上げの自分なりの根拠もちゃんと考えたいので、ここは時間をかけて考える必要がありそうです。
人を増やす
次に人を増やすというのも有効な手段です。
今は一人で全部やっていますが、お客さん対応は自分がやるとしても、間接業務や記帳代行などの定型業務はやっぱり人を雇ってやる方がいいのかなって最近は強く感じてきました。
会計事務所の基本モデルとしてはたぶんほとんどの事務所がそんな感じだと思います。パートやアルバイトを多くして事務所の生産性を上げる的な。
ただ、個人的にはあんまり乗り気ではありません。というのも、
- 一人の方が気楽。組織はそもそも好きじゃない。
- 安い人件費を使って利益を上げるのはあまり本質的な対策ではない。価値を増やしている訳じゃない。
と思うからです。
とはいえ、現実問題どうするのか?という話もあるので、この辺も要検討という感じです。
それに、一旦人を採用すると、その人の生活も考えてあげる必要があるし、雇用主としての責任も出てくるので、もう後には引けません。人を採用するなら覚悟を決めて事務所の規模拡大をしていく必要があります。あまり気乗りしない。。。
生産性を向上させる
生産性の向上については、ある程度時間が解決してくれると思っています。
目の前の業務に一生懸命取り組んでいれば、おのずと自分のノウハウや経験値も上がっていくので、業務をこなせばこなす程生産性は上がっていきます。
これは実体験としてその効果を感じているので、今後も目の前の業務に真剣に取り組んでいけば概ね問題ないかなという感じです。
あとは、やはり人を採用して、業務分担などを行い、組織としての生産性を向上させていくということぐらいですかね。(ここは人を採用するかどうか問題にもつながる)
(番外編)セールスミックスを変える
最後に自分の時間を作るという観点からは少し外れますが、セールスミックスというのも考えていく必要があります。
現状私のセールスミックスとしては、以下のような感じです。(赤字が良い点、青字は微妙な点)
- 監査非常勤の報酬 5割(高単価・継続性低い・組織化出来ない)
- 税務顧問の報酬 5割(低~中単価・継続性高い・組織化に向いてる)
- スポット業務 ほぼなし(高単価・継続性中・組織化にあまり向かない)
個人的に重視しているのは、「継続性」と「組織化」です。
案件や業務は自分で直受注しないことにはビジネスとしては弱いので、外注として受けている監査非常勤は将来的なことを考えると徐々に割合を下げた方がいいかなと考えています。
また、今後の組織化のことを考えても、監査は税理士業のように定型業務が少ないので、組織化はたぶん出来ません。なので、この観点からも監査非常勤の割合は下げていった方が良さそう。
ということで、「継続性」と「組織化」という観点からは、税務顧問の割合を増やしていき、単価を上げたり、人を採用するなどして中長期的に強い経営体質にしていく必要があるかなと考えています。
まとめ
以上、ちょっと取り留めのない話になってしまいましたが、最近の事務所運営についての悩みについてでした。
人を採用するかどうかのタイミングってなかなか難しいですね。出来れば一人で気軽にやりたいけど、今のままだとそれも難しい気がするので、色々考えないとな―という感じです。