最近読んだ本でとてもためになった本があったので紹介します。
その名も『売れるコピー ~言い換え図鑑~』。セールスコピーの専門家である大橋一慶(おおはし かずよし)さんが出されている本で、売れるための言い換え事例として100個の事例をとても分かりやすく解説されています。
本の冒頭では、下記メッセージから始まります。
この本で手に入るのは100の売れる言葉ではありません。売れる言葉を、無限に生み出す方法です
このメッセージの通り、100個の言い換え事例の解説では単に売れる言い換えを紹介するのではなく、なぜその言い換えをすると消費者に刺さるのかが解説されており、非常に参考になります。本書の中でも言われていますが、この本の使い方として、読むときに自分の場合どうするかを考えながら読むといいと思います。私もその都度余白に赤ペンで思いついたアイディアなんかをメモしていました。
近々新規開拓のために複数パターンでチラシを作ろうと思っているので、本書で学んだことを早速チラシ制作の中で活かそうと思います。
広告を打っているけどいまいち反応が良くないなーと感じている方であればかなり参考になる本だと思うので、是非一度読んでみることをお勧めします!
本書を読んで思ったことがあったのでそれについても少し触れておきます。それは何かというと、セールスコピーはもちろん大事なんだけど、それよりももっと大事なのが商品力やサービス力だということです。
セールスコピーとは「購入や問い合わせといった行動を促す言葉」のことで、まず売るための商品やサービスがないと話になりません。そして、商品やサービスもセールスコピーでPRするための特徴やメリットなどがなければ、セールスコピーを考えるのもなかなか難しいと思います。実際に売れた後に期待外れだったとなってしまうかもしれませんしね。なので、セールスコピーはもちろん大事なんだけど、その前にまずは自分が売る商品やサービスの質を上げることを考えましょう。
商品やサービスの質を上げるのは、一朝一夕でできることではないので、地道に知識や経験値をつけていくしかありません。知識や経験値をつけていくためには最初は安く受けるといった先行投資的な考えも必要かなと思います。
ということで、優先順位としては、知識・経験>商品・サービス力>セールスコピー(マーケティング)という感じかなと思います。売上を上げる(伸ばす)ためにも、まずは必要な知識や経験値をつけていくことから始めましょう。