日々の記帳をするためには、多くの方が会計ソフトを利用されていると思います。そして、会計ソフトといっても、PCで使えるソフトもあれば、スマホアプリで使えるソフトもあります。
今日はスマホアプリでも記帳できるようにしておくと、日々の記帳が楽になりますよというお話です!
スマホアプリで記帳をするとは
大手会計ソフトでは、スマホアプリ版の会計ソフトもPC版と同時に提供しています。例えば、クラウド会計ソフト大手のfreeeやMFですね。
これら会計ソフトでは、メールアドレスなどでアカウントを作成すれば、PCブラウザ上の会計ソフトとスマホアプリ版の会計ソフトがネット上で繋がっているので、PCブラウザ版で記帳した内容はスマホアプリ版で確認できますし、その逆でスマホアプリ版で記帳した内容はPCブラウザ版でも確認できるということです。
実際に私が自分の経理業務で使っているfreeeのスマホアプリは下記のような感じです。スマホアプリを開くと、下記のトップ画面になるので、ここの「取引登録」をタップすることで売上や経費などの取引を登録することが出来ます。
上記の「取引登録」を押すと、下記の取引登録画面に移るので、ここで売上(収入)や経費(支出)、金額、勘定科目、日付などを選択して、取引を登録することが出来ます。
ここでは、入出金済み(決済完了)かまだ入出金は済んでいないか(未決済)、また各種摘要(取引先、品目.etc)など細かい部分まで入力することが出来るので、PCブラウザ版での入力内容と同じレベルで入力することが出来ます。
スマホアプリで記帳をするメリット
忘れないうちに記帳出来るので記帳漏れの防止につながる
ネットバンキングやクレジットカードをクラウド会計に連携させている場合は、ほっといても連携されて会計ソフトに取り込まれているので、記帳漏れとなるようなことはないと思いますが、自動連携させていない取引だとそうもいきません。
例えば、現金で払う経費や連携させていないSuicaなどの手段で経費を払う場合です。このような場合には、レシートなどがあれば、それを保管しておいて後でまとめて記帳するということも出来ますが、特にレシートなどがない場合はどこかにメモをしておくか、自分で覚えておくというようなことが必要になります。
具体例でいうと、
- 自動販売機で会議用の飲み物を買ったとき → 「会議費」で記帳
- Suicaで電車に乗った時 → 「旅費交通費」で記帳
- 取引先と飲みに行ったときに割り勘代を現金で払ったとき → 「交際費」で記帳
こういった細々とした経費は、レシートなどが残っていないと、すぐに記帳しておかないと忘れがちなので、払った後に、その場で忘れないうちにアプリで記帳しておくことをオススメします!^^
作業時間的には、慣れれば1分もかからないと思います。
隙間時間で記帳出来るので経理作業の効率化につながる
スマホアプリで記帳をするもう一つのメリットとして、隙間時間で記帳作業が出来るので、経理作業の効率化に繋がるという点があります。
レシートなどの取引履歴があれば、後で纏めて記帳することも出来ますが、後から記帳しようと思っても、レシートなどを探す手間もかかりますし、レシートなどが残っていなければ取引内容を思い出すという手間もかかってしまいます。
そうすることで、年間を通した経理作業が平準化され、全体的にも経理作業の効率化に繋がると思います。
まとめ
小さい金額でも塵も積もればなんとやらです。日々の細かい経費でもちゃんと記帳しておくことで、年間を通してみると結構な節税に繋がることもあります。
なので、細かい経費などを使ったときは、忘れないうちにその場で記帳しておくことをオススメします!^^