社会保険の加入手続きは普段見慣れない書類も多く、結構めんどくさい手続きですが、Excelで書類を作成したり、郵送で書類を提出することで加入手続きを効率化出来ます。
本記事では、そんな楽して加入手続きをする方法について解説します!
社会保険の加入手続き効率的に行う方法
必要書類の作成・準備【Excelフォーマットの活用】
社会保険に加入するときの手続きとしては、下記書類を会社住所を管轄(東京都の場合は管轄はこちら)する年金事務所に提出することで完了します。
届出書の2つは、年金事務所に行って手続きをする場合は、年金事務所にあるので自分で用意する必要はありませんが、郵送で手続きをする場合は、年金事務所HPに掲載されているフォーマットをダウンロードして自分で作成する必要があります。
いずれの書類もPDFとExcelがあり、どちらで作成しても問題ありませんが、Excelが使える方はExcelで作る方が遥かに簡単です。記載例もホームページに掲載されているので、それを確認しながら作成すれば、そこまで難しい書類ではありません。記載方法に悩んだ場合には、年金事務所に電話すれば、教えていただけます。
ちなみに、私が実際に年金事務所に行って、作成したとき書類の画像などは下記記事に載せていますので、参考までに。
Excelで必要事項をすべて入力したら、印刷(モノクロで問題なし)して、それを年金事務所に提出すればOKです。
なお、新規適用届で「事務所の所在地略図」を書く欄があるのですが、最近はGoogleマップ等の地図を印刷(又はスクリーンショット)して、それを参照するような形で提出する方も多いそうです(某年金事務所職員の方より)。確かに、このやり方の方が簡単ですし、年金事務所の方も分かりやすいと思うので、当該方法をオススメします。この場合は、新規適用届の該当箇所には「Googleマップ参照」などと記載しておけば分かりやすいかなと思います。
添付書類は、上記に記載の通りですが、以下注意点です。
- 登記簿謄本は原本が必要なので、コピー不可。入手していない場合は、法務局で取得する。
- 法人番号はこちらのサイトで自社を検索して、その画面を印刷する。
- Googleマップは前述の通り。新規適用届に直接記載する場合は不要。
必要書類の提出【郵送】
届出書と添付書類の準備が出来たら、それを自社の所在地を管轄する年金事務所に郵送すれば加入手続きは完了です!
不備等がなければ、年金事務所で所定の処理がなされ、手続きが終わり次第、加入に関する書類が送られてくると思います。
まとめ
以上、社会保険の加入手続きを効率的に行う方法についてでした。
もし作業の二度手間が生じてしまうと、結果的には直接行った方が早かったというケースも考えられますので、どちらの方法が良さそうかはご自身でご検討頂けると幸いです。書類準備に特に不安がない方や、年金事務所がお近くにない場合は、郵送手続きで良いかなと思います。